AppDelegateのまとめ
AppDelegateはアプリの起動や終了といったライフサイクルを司る重要な仕組み。
AppDelegate.swift
Xcodeでプロジェクトを生成した時点で自動生成されるファイルの一つであり、アプリ全体のライフタイムイベントを管理するためにAppDelegateクラスが記述されている。そしてそのAppDelegateクラスはUIResponderを継承して、UIApplicationDelegateプロトコルとUNUserNotificationCenterDelegateプロトコルを適合している。
class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate, UNUserNotificationCenterDelegate { ・・・中略 }
UIResponderクラス
UIRespondeは、UIKitアプリのイベント処理バックボーン(裏側の処理)を構成する。つまりUIResponderクラスはイベントの処理を管理するクラスであり、UIViewやUIApplicationなどのスーパークラスになる。そのためタッチイベントやモーションイベントをはこのクラスが管理しており、UIViewを継承しているUITextFieldやUITextViewはUIResponderのプロパティやメソッドを使える。
UIApplicationDelegateプロトコル
UIApplicationDelegateプロトコルとは、アプリの共有動作を管理するために使用する一連のメソッドを宣言しているメソッドである。起動完了時・終了時、メモリの低下、ダウンロードの完了通知など、アプリケーション実行中に置ける重要なイベントを実行する。
UNUserNotificationCenterDelegateプロトコル
着信通知および通知関連のアクションを処理するためのインターフェース。